• "電気設備等"(/)
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  1. 山形市議会 1997-12-10
    平成 9年厚生委員会(12月10日 厚生分科会・決算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成 9年厚生委員会(12月10日 厚生分科会決算厚生委員会 厚生分科会決算)   日   時   12月10日(水) 10時00分〜16時19分 場   所   第3委員会室 出席委員    高橋啓介高橋 博,澤渡和郎石沢忠八佐藤義久,         小野寺建会田邦夫渡辺秀夫武田一夫,加藤 正 欠席委員    なし 当局出席者   市民生活部長環境部長健康福祉部長済生館事務局長,         関係課長 委員長席    高橋啓介 審査事項    1.議第84号  平成8年度山形一般会計及び特別会計歳入歳                  出決算認定について      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎特別会計  〇老人保健医療事業会計   国民健康保険課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   特別会計で唯一の赤字事業である。毎年高齢者が増えているが,老人保健医療事業会計の今後の見通しはどうか。また,その対応はどうするのか。 ○国民健康保険課長   平成9年度以降は,対象人数及び1人当り費用額が増え続ける見込みのため,老人医療費は,毎年11%台の伸びで推移すると見ている。また,介護保険法が国会で通過したことにより,今後,老人保健医療費との負担あり方など,国から改革案が示されると思うが,国の動向を見極めて対応していきたい。
    委員   2000年から,老人保健医療はなくなるのか。 ○国民健康保険課長   老人医療費負担あり方を含め,介護保険を含めた抜本的な医療改革を国の方で進めている。市としては国の動向を見ながら進めていきたい。 ○委員   介護保険制度についての勉強会を設定してほしい。 ○委員   監査委員審査意見書の中で,「事業が健全かつ円滑に実施されるよう要望する。」とあるが,当局としては,それについてどう改善しようとしているのか。 ○国民健康保険課長   老人保健医療事業医療費が年々増え続けている。この財源については,概ね,その70%を各保険者からの拠出金,20%を国庫負担金,残りの10%を県及び市がそれぞれ5%ずつ負担しており,それにあった歳入を計上している。国,県への増額を含め健全化へ努力していく。 ○委員   監査委員からの審査意見書を受けて,当局はそれに対してどういった形で回答しているのか。代表監査委員出席を求めたい。  委員会として,代表監査委員出席を求めることとした。                休 憩  10時10分                再 開  10時17分 ○委員   老人保健医療事業会計は今後,赤字が続くであろうということで,監査委員審査意見書の中で健全かつ円滑に実施されるよう要望するとあるが,当局は,どういった方法で監査委員回答しているのか。 ○代表監査委員   決算審査意見書については,監査委員として,市長から提出された決算書などを基に,計算された数字に過誤がないか,収支収支命令に符合するか,収支が違法ではないかなどを分析して意見を述べるもので,その回答を書面では求めてはいない。提出時に,市長ほか三役,各部長に対しその概要を説明したが,その時に市長から最大限努力するという回答を口頭でもらっている。決算審査については,地方自治法により,8月末までに収入役から市長に提出された決算書等を,監査委員審査に付して意見を求めることになっており,監査委員審査が終われば,正式な意見書として市長に回付することになっている。 ○委員   監査委員審査するときは合議制を取っているのか。 ○代表監査委員   監査委員独任制でそれぞれ監査できるが,その結果をまとめるものは合議制である。  大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決した。  〇交通災害共済事業会計   市民生活課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   死亡者年齢区分はどうなっているのか。 ○市民生活課長   10代未満が1人,20代が1人,30代が1人,50代が3人,60代が3人,70代が3人,80代が1人になっている。 ○委員   共済への加入率が年々低下してきており,今までも制度事業あり方について議論されてきた。加入率状況はどうか。 ○市民生活課長   平成8年度は59.7%であったが,平成9年度は会費改定もあり,4月1日現在で55.3%である。民間保険の充実,会費アップ等で減少している。 ○委員   毎年1%ぐらい加入率が減少している。加入率が50%を割るようであれば,抜本的な見直しをすべきでないのか。 ○市民生活課長   交通共済には,民間の保険に入れない方が,交通事故により被災したときに救済する役割を持っている。共済というのは少ない会費で,事故に遭ったら見舞い金を出してお互い助けようとするものである。そういった観点からすると何%がいいとはいえない。類似都市では,30%や40%で事業を維持しているところもある。  大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決した。  〇小売市場事業会計   市民生活課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   小売市場の役目がが終わったということで,適正な処理をしたと思う。退店していった方々のその後の状況がわかれば教えていただきたい。 ○市民生活課長   店舗を新築して商売している方や本店を充実した方,新たな職場で頑張っている方など,現在はそれぞれ順調にいっているという話を伺っている。また,失業保険を受けてゆっくり考えたいという人が1人いる。 ○市民生活部長   この秋に,退店者芋煮会があって,そこでの話では,気持ちの整理がついて新たな気持ちで働いていると聞いている。 ○委員   小売市場の跡地はどうなっているのか。 ○市民生活課長   管財課に移管しているが,現在は使われていない。庁内で検討中である。 ○委員   公設市場時代的任務は終ったということであるが,行財政改革が叫ばれている中でどういう採算であったのか。累積赤字はどの程度あったのか。 ○市民生活部長   1年かけて厚生委員会に,南部市場北部市場状況をあからさまにしながら検討してきた。資料を配布したり,内容説明してご理解とご協力を得てきた。両店舗とも時代の流れに付いていけず,やればやるほどスーパー等競争相手が出てきて廃止せざるを得なくなった。 ○委員   18年間なり14年間なり公共事業としてやってきたが,最終的にはこの事業赤字だったのか,黒字だったのか。また,一般会計からいくら補填したのか。 ○市民生活課長   この事業は,市場の入店者店舗面積によって使用料をもらい,それで賄うのが基本的な考えである。しかし,北部,南部市場とも退店者が出て,入店者が減少したので使用料が入らなかった。その不足分については,一般会計から繰り入れをしなければならなかった。平成8年度は2千数百万円を補填しなければならなかった。近年は平均2千万円の繰り入れがあったのは事実である。 ○市民生活部長   公設市場目的はあくまでも,消費者行政の立場のものであり,そこに入っている業者経営がどうとかこうとか言うものではない。消費者に新鮮で安価の商品を売り渡すことが目的である。 ○委員   事業が終って,市としてどれだけ投資をして,この公共事業の総決算はどうであったのかということである。 ○委員   この事業は,採算を度外視して,安くて新鮮で安全なものを購入することができ市民が等しく恩恵を受けられるようにしたものである。目に見えないものを市民に還元したということを,市民に受けとめてもらわないといけない。そういった数字を出すと市民に誤解を招く恐れがある。 ○委員   議会でも今まで関わってきた経緯がある。そういった数字を出すべきでないし,数字を出せば数字だけが独り歩きをして問題が出てくる。 ○委員   この事業は,農林省から補助金をもらってやってきた事業である。議会も,5,6年前からこの事業を止めるかどうか議論してきた経過がある。 ○委員   公設市場事業について理解できなければ休憩をお願いしたい。  議事都合上,休憩にはいった。                休 憩  11時12分                再 開  11時38分  副委員長から,休憩中,委員から,公設市場事業がどういうものか理解していただいた,との発言があった。  大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決した。  〇第3款民生費   ・第1項社会福祉費(1目社会福祉総務費,3目成人福祉費)    生活福祉課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   ホームヘルプ事業の委託料の不用額が多いのは,ヘルパー需要が減ったということなのか,どうなのか。 ○高齢福祉課長   平成8年度から在宅援護老人生活を支えていくためには,利用者ニーズにあった柔軟な対応が必要であるということで大幅に事業内容を変えた。新しい事業方針において,利用者ニーズに柔軟に対応するためには,常勤のヘルパーだけでは賄えないということで,非常勤の登録ヘルパーの時間の増を図ったが,その増部分需要見込みより少なかったということである。 ○委員   本市の場合,施設入所を希望する人は多いが,ヘルパー需要が伸びないのはなぜか。 ○高齢福祉課長   通所型サービス利用は高い。しかし,利用者宅に行って家事や介護を行う訪問型のサービスは,利用者が近所の目を気にする等まだ抵抗があるようだ。サービスの量的な整備とともに,利用しやすい環境づくりが大切であり,地域ネットワークづくり等を通して,環境づくりに取り組んでいる。 ○委員   民生児童委員増員計画はあるのか。 ○生活福祉課長   現職の民生児童委員の任期は,来年の11月であるので,改選時には,200世帯に1人になるよう増員要求を出したいということで,県と協議している段階である。 ○委員   ねんりんピック経済波及効果をどう分析しているのか。 ○生活福祉課長   ねんりんピック経済波及効果については,先日,新聞報道されている。産業別では個人サービスが26億6,000万円,商業・卸業が約20億円,イベント業が14億6,000万円,その他36億1,900万円,合計で約97億円余の経済波及効果があったという数字を出している。 ○委員   今後,山形市で大きな大会が計画されているのか。 ○生活福祉課長   来年,全国ボランティアフェスティバルが予定されており,県外からは3,000人前後,県内を含めると50,000人ぐらいの参加者になるのではと予想している。                休 憩  12時00分                再 開  13時00分   ・第1項社会福祉費(2目福祉施設費,4目老人福祉費)    高齢福祉課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   とかみ共生苑への補助金決算額より多かったのか。平成9年度に購入したものはあるのか。 ○高齢福祉課長   決算書どおりである。 ○委員   用地については無償貸与であるのか。 ○高齢福祉課長   そのとおりである。 ○委員   落成式は終わったのか。 ○高齢福祉課長   11月4日に現地で施設関係者だけの開所式を行っている。また,11月29日に竣工式祝賀会を行っている。 ○委員   関係者とは誰なのか。 ○高齢福祉課長   11月4日の開所式では内部関係者地域関係者,県と市からそれぞれ1人出席している。29日の完成祝賀会は相談がなかったので詳しいことはわからないが,法人内部関係者,いろいろな団体の代表者等であったと聞いている。 ○委員   この施設が開所するまでいろいろな問題があって,委員会でもかなり論議した経緯がある。厚生委員会に開所の報告があってもいいのではないのか。 ○委員   とかみ共生苑役員構成理事評議員等の名簿を出してほしい。また,祝賀会出席者はどういった方であったのか。厚生委員以外の議会関係者出席しているのか。 ○委員   役員構成についてはわかるが,祝賀会出席者は今現在ではわからない。300人程度であると聞いている。  議事都合上,休憩に入った。                休 憩  13時25分                再 開  13時58分 ○高齢福祉課長   役員構成は配布した名簿のとおりであり,理事長松澤信五氏である。常務理事制は取っていない。祝賀会には,この施設在宅介護支援センター担当地区である西山形,村木沢,大曽根地区議員中村幸雄議員高橋嘉一郎議員石澤秀夫議員加藤孝議員に案内を出し,加藤議員が欠席であった。ほかに渡辺ゆり子議員は夫の代理で出席した。 ○委員   今までは,理事のなかに市職員のOBが入って,市とのつながりがあった。そういった話はなかったのか。 ○委員   本来であれば,施設が開所する前に厚生委員会に見学してほしいということがあって然るべきである。そういう体質の法人であれば,何でも市を抜きにしてやると思う。先々どんなことをやるかわからないので,十分な監視をして注意をしてやってほしい。個室の施設ということでPRしているが,個室の場合は手間がかかるので,差額ベッドということに波及してくるのではないのか。寄付や運営費を集めてやっているので十分注意してやってほしい。また,入所についても十分に審査をして,平等な対応をしてほしい。 ○委員   たいてい市から補助をもらって,施設が完成したら,お陰さまで完成したので中を見学してほしいといってくるのが当然であり,市としても言うべきである。施設運営をつかさどる人は感謝の気持ちを持ってほしい。議会にもきちんと報告し,誠意を表すようにしてほしい。ところで,工事を請け負ったのはどこの業者か。 ○高齢福祉課長   工事の受注は,山形建設である。設計は羽田設計であり,本体,電気,設備,外構等全ての施工は山形建設である。 ○委員   請け負い金額はいくらか。 ○高齢福祉課長   本体,電気,設備等全て含めて17億5,300万円である。 ○委員   あべさん家に託老所運営費120万円の補助を出しているが,市としてはどのように支援していくのか。 ○高齢福祉課長   平成8年度に要綱を新設して始めた事業である。その時はすでにあべさん家は開設されており,あべさん家を意識して作られた要綱でもある。今の建物が狭隘であるので,10年度から篤志家の家を提供してもらえるということで移転の予定である。介護保険をめぐって大きく制度が変わることがあるので,そういった中で検討したい。 ○委員   側聞するに,移転の予定であるということだが,移転先で受けてくれないと聞いている。山形市の土地を提供するぐらいでないと後押しできないのではないのか。 ○委員   あべさん家の運営状況はどうなのか。 ○高齢福祉課長   もともとは,市内の特別養護老人ホームに勤めていた3人が,高齢者日常生活を支援していくには大規模な施設では限界があるということで退職し,退職金を投入してはじめたものである。日常生活型の処遇をしており,グループホームに近い施設である。 ○委員   グループホーム学区ごとに作るということであったがどうなったのか。市としての計画はあったのか。 ○高齢福祉課長   学区ごとに作るのは在宅介護センターである。高齢者保健福祉計画を作る中で,まだ未実施の計画で,新規事業として取り組む方向で検討すべき事業として位置付けられていたものである。 ○委員   在宅福祉計画の中で検討してほしい。 ○委員   福祉協力会というようなものを町内会で作った場合,ボランティアというものに該当するのか。また,助成などは受けられるのか。 ○高齢福祉課長   現在,社会福祉協議会事業により,市内全地区福祉協力員が設置されている。山形市においては,福祉協力員活動を基礎として,今年度より地域福祉ネットワーク事業に取り組んでいる。この事業は,各地区地域事情も多様であることから,高齢者の見守り活動をいかにしていくかということを中心に,地域にあったいろいろな取り組みをお願いしている。委員の話のケースが,そのような取り組みの一つであれば,市より社会福祉協議会へでている小地域福祉ネットワーク事業推進費補助金の範囲内で助成されることとなる。 ○委員   あべさん家の利用者が支払う金額はどうなっているのか。 ○高齢福祉課長   あべさん家は補助金以外は利用者から1日3,000円をもらって運営している。経営はかなり厳しいと聞いている。 ○委員   法的に認められた施設なのか。 ○高齢福祉課長   法定外施設である。
    委員   事故があった場合の責任問題や建物の問題などがあるが,託老所についての取り扱いを検討してほしい。 ○高齢福祉課長   とかみ共生苑の当初の総事業費は19億4,900万円である。 ○委員   入札には何社はいっていたのか。どこの会社か。 ○高齢福祉課長   複数の会社が入札に入った。とかみ共生苑施設整備設計金額は,17億8,800万円である。指名競争入札を行っており,増川建設千歳組市村工務店,高松木材,山形建設の5社で入札を行っている。   ・5目あたご荘費    あたご荘長説明を了承した。   ・6目福祉文化センター費    福祉文化センター所長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   働く婦人の家については,女性センターができたのだからそこを拠点にすべきと思うが,なぜ別々にしているのか。 ○健康福祉部長   働く婦人の家は労働省の補助を受けてできた施設である。女性センターとの一本化はむずかしいので,働く婦人の家は,働く女性についての事業を中心にやっているが,それだけでいいのかなど,十分に検討し,女性センターと有機的な連携を図っていきたい。   ・7目国民年金費    国民年金課長説明を了承した。  大要以上の後,第1項社会福祉費については全員異議なく認定すべきものと決した。   ・第2項児童福祉費    児童福祉課長補佐から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   乳幼児医療対象年齢を上げられないのか。また,所得制限をはずすと市の支出はどの程度違ってくるのか。 ○児童福祉課長補佐   年齢は今年度から就学前までに引き上げた。現在330万円の所得制限がある。平成9年の試算によると,1億7,000万円程支出が増える。市単独分については現物給付ができるよう関係機関に働き掛けている。 ○健康福祉部長   市の重要要望事業として,県に対して給付年齢の引き上げと所得制限の緩和を要望している。 ○委員   出羽母子寮には,東根市や長井市の人が入っているが,広域圏のようなものがあるのか。また,山形母子寮出羽母子寮とも入る人が少ないが,市として将来どういう方向で運営していこうという方針があるのか。 ○児童福祉課長補佐   出羽母子寮には,4世帯が入所している。二つの母子寮老朽化しているので県で建設するよう要望している。県内には,山形母子寮出羽母子寮しかないので,他の市町村から話があれば入所している。 ○委員   山形母子寮にはどれくらい入所しているのか。山形市には2カ所もいらないのではないのか。1カ所でよいのではないのか。 ○児童福祉課長補佐   山形母子寮には2世帯入所している。山形母子寮出羽母子寮とも老朽化が進んでいるので,3カ年計画で議論してもらっている。県には母子寮の設置を,市町村には建設負担金などを要望するのがよいのではないかと検討している。 ○委員   親だけでなく子供も入っている。いろいろな理由があり,母子寮に入っているので早急に対策を検討してほしい。児童手当対象者はどれくらいいるのか。 ○児童福祉課長補佐   平成8年度で延べ53,928人である。 ○委員   児童館母親クラブ支援活動をしているが,具体的な事業内容は何か。 ○児童福祉課長補佐   母親クラブには92万5,000円助成している。東西南北児童館があり,いろいろなイベントをして地域交流活動を行っている。 ○委員   児童福祉は家庭にある。最近の若い親の意識は子供を産みたがらない,育てたがらない。児童,生徒による,とんでもない犯罪が多発している。そういった児童福祉における心の問題についてどう考えているのか。 ○健康福祉部長   結婚したら何人子供を産みたいか,というアンケートでは,2.6人という結果がでているが,一人の女性が一生の間に産む子供の数は,合計特殊出生率というが1.42になっている。共働きをしているとか,今の生活を維持したいとか,子供を持つといろいろな不安もあるようだ。結婚するとか,子供を産むとか言うことは個人の問題であるが,安心して子供を産み育てる環境づくりをすることが自治体の使命であると考えている。若い親たちの意識が前と変わってきているのは確かである。子供を持ちたいが,実際は子供が少ないということであるので,行政として関わりを持って,こういう社会にならないように子育て応援計画の中でやっていきたい。 ○委員   この問題は非常にむずかしい問題である。若い人は,結婚する必要がない,子供を産む必要がないと考えている。生活力があるので今を楽しく過ごすということである。行政としては生まれた子供環境づくりをするのもいいが,今問題になっているのはそれ以前のことである。  大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決した。   ・第4項生活保護費    生活福祉課長説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決した。  〇第4款衛生費   ・第1項保健衛生費    健康課長説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決した。   ・第4項上水道費    健康課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   山辺町,中山町で下水道の普及が図られているが,そうなると最上川中流の水の使用量が多くなる。そうなると高料金対策事業に該当する地区水道料はどうなるのか。 ○健康課長   高料金対策事業助成金は,山形市の基本使用料を基準に算定している。使用水量にあわせて原価が上がるということはないので,料金は上がらない。  大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決した。...